「性のこと」を「いのちのこと」として話してみよう。
いま、子どもたちの身のまわりにはSNSやネットを通じて多くの性の情報が溢れています。 同時に、私たちの社会全体が、どこかギスギスした空気をまとっているようにも感じられます。 “強いものが勝つ”“自己責任”という価値観が広がるなか、弱さや戸惑い、そして「性」についての不安を安心して語れる場所が少なくなっています。
そんな時代だからこそ、 「恥ずかしいこと」「話しにくいこと」として隠すのではなく、 “いのちのはじまり”を、親子であたたかく語り合える力が求められているのではないでしょうか。
本講座では、“教える”のではなく、 親子や地域で「話し合う力」「つながる関係性」を育てるという視点から、 「性=いのち」と捉え直す時間をお届けします。
日時 | 2025年7月6日(日)10:00〜12:00 ※9:30より受付開始。9:55までにご来園ください。 |
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会場 | 認定NPO法人 愛知シュタイナー学園 |
対象 | 未就学児〜小学校低学年のお子さんをお持ちの保護者、またはテーマに関心のあるすべての方 |
参加費 | 3,000円 |
駐車場 | お申込みの方に別途メールまたはHP上でご案内いたします。 |
お申込み方法 | 以下のお申込みフォームからお申し込みください。 https://forms.gle/waMTJKZYBktydoG16 ※申込締切:2025年6月30日(月) |
お問合せ | メール:aichisteinerschool@nifty.com 電話:0561-76-3713(受付時間:月〜金9:00〜16:00) |
★こんなお話を予定しています
- 「性」を“いのちの教育”として捉えるとは?
- 「オキシトシン」とスキンシップ:つながりのホルモンが親子の関係と子どもの人生に与える力
- 子どもに“性”を伝えるときの「言葉選び」と「話し方」
- 小さなうちから「嫌なことはいや」と言える空気を育てるには?
- SNS時代に親が持っておきたい視点と姿勢
★ 講師紹介
小貫 大輔(おぬき だいすけ)先生
東海大学 国際学部 教授
公式Youtubeチャンネル https://www.youtube.com/@donuki/videos
東京大学およびハワイ大学大学院で性教育を学び、ブラジルではNGOやJICAプロジェクトを通じてエイズ予防や自然分娩・母乳育児支援に従事。 2006年に帰国後、大学では「ジェンダーとセクシュアリティ」「人間学」などを担当し、日本性教育協会運営委員、「性と文化」プロジェクト代表としても活動。 日本と世界の視点をつなぎながら、あたたかくユーモアのある語り口で、現代を生きる親子に寄り添った講演を多数行っている。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。